正しいお墓参り
仏教はごく自然の在り方を私達に教えてくれているもの。自然の流れに従って動物、植物私達も皆、差別なく生きているだけなのです。お墓まいりはその事を教えてくれる一つでもあるのです。
皆さん、お墓参りはどうしていますか?
特に「こうでなければダメ」という正式な手順はありません。
また、最近は公共の霊園等が整備されていたり、ロッカー式のお墓があったり、お墓自体も様々な形がありますが、基本的にはお寺に隣接する墓地にお墓がある場合がほとんどだと思います。
それを例にお墓のお参りの仕方をお教えします。
お参りのしかた
お参りのポイントを順をおって説明します。
(1)お花を供えます。切花が基本。キレイに飾りましょう。
(2)お供え物を置きます。食べ物、飲み物もOKですが、お参りが済んだら持ち返ってきればいただきましょう。
(3)線香を炊きます。ロウソクに火をともし、線香を炊き、供えます。
余ったからといって、しらないお墓に供えるのは控えましょう。
(4)お水を祀ります。
(5)お題目を唱えます。ご先祖様との会話をしましょう。
・基本、1ヶ月に1回。近い方の月命日などにお参りするのがよいでしょう。
・お正月、春、秋のお彼岸、お盆、年末などはお参りしましょう。
・なるべく家族そろってお参りしましょう。
ご家族そろってのお墓参りは、ご先祖様も喜ばれます