本堂の前庭より「奥の院」に繋がる参道があります。
参道を進むと森の中にひっそりと建つ「奥の院」が見えてきます。
日親上人が全国に法華経を説いて歩かれている道中ここ多久の村に立ち寄られ、初めて多久の人々に説法をされた聖地です。
奥の院のすぐ脇には、日親上人がこの地を訪れた時に腰を下ろし休息されたと言い伝えのある、石が鎮座しています。
奥の院の中には日親上人の石像が安置されており、1年に1回ご開帳の時期だけ直接お目にかかることができます。 このお堂は、昔から「講(信者の集い)」の皆様によって代々維持管理されてきました。 「人生を見つめ直したい方」や「問題や悩みを深く考えたい方」などにお参りいただきたい場所です。 このお堂で、座禅や水行などの修行をしてみるのも人生の「道」を切り拓くきっかけになるかもしれません。 修行をご希望の方がありましたら、お気軽に住職までご一報ください。正しい修行の方法などご指導いたします。 |
奥の院の横に日親上人が座したとされる座石があります。 風化を防ぐために講の皆さんが建屋をつくられ、今でも聖地として大切にされています。 |
座石の上には日親上人の石像が安置されています。 日親上人は法座石に座り、300余人もの村人に説法をされました。 |
大慶寺と奥の院は、通称大慶寺公園の中にあります。 写真は大慶寺公園からの参道です。 静かな森の中に奥の院はあります。 |